バス会社に不評の交通法規が施行間近
今年7月1日から施行される予定の交通法規の改正がベトナムのすべてのバス会社に波紋を投げかけているようです。
改訂版の法規によると、ベトナムのバス会社などの公共輸送会社で主要都市および各省の中心都市に本社のある会社は、少なくとも50台以上の車両を保有しなければならず、それ以外の地区や部落の中心部に本社のある会社は30台以上とする規制が新たに設けられました。
ベトナム交通局のNguyen Van Thanh 副局長によると、この規制は公共輸送会社への新規加入の際の資本の下限を設けることと、現状の小さな輸送会社の合併を促すことが目的だと言うことです。
ベトナム自動車輸送協会のNguyen Manh Hung会長は、ベトナムには現在1000社あまりの輸送会社があり、その多くは規模が小さく効率がよくないと話します。この法律の改定により1000社が300~500社になるだろうと考えているそうです。
またもうひとつの改定内容は、バス路線は、省から隣の省へゆくルートは禁止されます。つまりHa Noi からHai Duongへ行くバス、Ha NoiからBac Giangへのルートなど現行の50のルートが禁止されてしまうことになります。もちろんこれらのルートにはバス以外の鉄道などのルートはありません。乗客への考慮については法規では触れられていません。
この改正法規が施行されるとベトナムのバス会社の多くが廃業するか、合併をするかなど他の何らかの方法を考えなくてはならなくなりますが、多くの中小のバス会社の社長たちは、改正法規が施行されても今のままで会社を続けて行けることを願っています。ベトナムらしい杓子定規な法改正ですが、どうなるのでしょうか・・・興味がありますね。



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