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2016年6月29日 (水)

リラックスがほしい…かも

 会社と家の往復で毎日心が沈んでゆく。それでも本だけは心の支えになるように読んでいる。どこかリゾートに行きたい・・・。そんな気持ちとは裏腹に、街中の景色しか見ることのない日々が続く。

 漫画だけどスヌーピーとチャーリーブラウンを久々に読んだ。少しは心癒されたように感じたのもつかの間、ああ、やっぱりどうにかしなくちゃ。

 休暇を取って温泉にでも行こう・・・と、いうのは今は無理。仕方がないので、近所の公園に行ってみた。

 車で10分ほどの森林公園。入り口からうっそうとした林に囲まれている。歩きながらリラックスリラックスとつぶやくように考えているが、心臓の動悸が収まらない。何だろうこも感じ。。。林の中に入ったとたん、ストレスが溜まっていることを改めて感じるなんて。

 それでも公園の奥のほうにある池の前まで来ると、少し落ち着いた。

 そして、薄汚れた木のベンチに腰を掛けて、木々の緑を眺めてみる。風に揺れる枝どうしが絡み合いながら夏の光を反射している。 

 ぼうっとしながら ,林の中に身をゆだねていると、やがて心が落ち着いてくるのを感じることができた。

 池に泳ぐ魚の姿や、小さな流れがつくるせせらぎの音が心地よい。

 つかの間、自然を楽しんでいると、どこからか車の音が聞こえてきた。林の向こうを走る道路の音だ。

 まあいい。インスタントなリゾートでも、ないよりはましだ。今度いつかずっと人里離れた林の中に行こうと、考えながら、このベンチでのんびりしている。。。

2016年1月29日 (金)

数学的にありえない・・・アダム・ファウラー

週に何度か挨拶を交わすだけの知り合いがいる。彼は若く独身で、しかも腕に技術を持っているので、一生食べるのには困らないだろうなあ・・・と、はた目には思うのだが、意外なことに彼は宝くじファンなのである。安定した生活だけではない、何かを宝くじに求めているのかもしれない・・・、かどうかは、まあワカラナイけれどもね。

 ほぼ毎日近所の宝くじ売り場え出かけてはロト6やらナンバーズを購入している。そして、驚くなかれ、何度か100万円以上のあたりを出しているのだ。

 そりゃあ毎日買っていれば当たることもあるだろうさ・・・、と思うのだが、たいていの人はそんなに辛抱強くはできていないのだ。3000円で10枚の宝くじを購入して、当選日を待ち、「また外れちゃった・・へへへ」なんていうのを、年に一回か二回経験するだけだと思う。

 毎日買っている彼に、「今度こそ1億円が当たるといいね」なんて話しかけても、本人は「そう簡単に当たらないよ・・・」なんて笑いながら答えるのだ。

 そう・・・、当たるとか外れるとか、そんなことよりも宝くじを買うことが、彼の楽しみなのだ。

 アダム・ファウラーの「数学的にありえない」という小説を読みながら、僕はなんとなく宝くじを買っている彼のことを思い浮かべていた。

 この小説は難しい確率論をわかりやすく物語に盛り込んだ、ちょっと風変わりなアクション&サスペンス小説なのである。

 確率論は、突き詰めて言えば、コインを10回投げるとそのうち5回は表が、そして残りの5回が裏側になるという、極めて単純な理論なのだけれども、それじゃあコインを2回投げて表が2回続けて出る確率はどのくらいか、なんていう話になるとすぐに複雑怪奇になってしまうへんてこな理論なのである。

 2回コインを投げると、「表+表」、「表+裏」、「裏+表」、「裏+裏」の四パターンあるので、表が続いて出る確率は四分の一になる。・・・でも、例えば最初に表が出てしまったとする。そしてその次に表が出る確率は二分の一なのである。投げられるコインは、その前に裏が出ていようが表が出ていようが関係なく二分の一の確率でどちらかになる。

 もっと言うと、ロト6で「1・2・3・4・5・6」が前回出たとしよう。これから出るロト6の目のうちで「1・2・3・4・5・6」が出る確率は、そのほかの目の確立と一緒ということなのだ。全ての目が同じようにおよそ400万分の一になるということである。だから、前回「1・2・3・4・5・6」がでたから、その数字を外して買った方が確率が高くなると考えていると、大きな間違いになる。こんな話を始めると、どんどん複雑怪奇に確率論はなってゆくのである。・・・コワー。

 とにかく、個の物語の主人公は、数学者なのである。そしてある特殊なクスリの実験に協力をしたところ、これから起こることの結果を瞬間的に何万種類も頭の中で計算できるようになってしまう。そうなるとどうなるかというと、結果の予想をあらかじめして、一番自分に都合の良い結果になるような行動を選択することができるということになる。

 そして、そうなるとどんな事件や物語が沸き起こるのだろう・・・。どこにもないユニークな物語が動き出し、僕たちをドキドキさせてくれる。そんな小説です。

2015年12月 7日 (月)

解錠師 スティーヴ・ハミルトン

『 二月の最初の日、黄色のポケットベルがまた鳴った。無視しようかと思った。結局はマリーナの近くの公衆電話へ行き、その番号をダイヤルした。二回の呼び出し音のあと、声が聞こえた。「マイクルか?」僕の名前を知っている。でも、僕が返事をできないことは知らないらしい。 』

 物語の一節を抜き出してみる。すると、この物語のバックボーンが見えてくるように思います。主人公は口がきけない。そして、何者かにポケベルで指示を受けると仕事に取り掛かるのです。

 マイクルの仕事はドアや金庫のカギを破る、解錠師である。現在の彼は刑務所にいて、この物語を書いている。

 物語は主人公マイクルの現在から過去へ、そして現在に近い過去へと時間的に3か所を移動しながら進んでゆきます。 

 読者としては、まず何をおいても金庫破りってどんな風に鍵を開けるの?ってことに興味がゆくと思います。

 昔のTVのスパイシリーズように、医者の使う聴診器を金庫に当ててダイヤルをひねると、ガシャンと音がして扉が開いたりするのか。または、映画「パニックルーム」の中で悪党がやっていたように、金庫のダイヤルを外してドリルで穴をあけて中身を顕微鏡で見ながらダイヤルを合わせるのか・・・、色んなことが頭に浮かんできます。

 作者のスティーヴ・ハミルトン自身が、実は本物の金庫破りにインタビューをして、実際の仕事に近い表現をしていると書いているので、読んでいるこちらとしてはアドレナリンたっぷりに読書をすることができます。

 物語も、マイクル自身のつらい生い立ちや、どうやって金庫のカギを開けられるようになったのか、そして何故刑務所に入れられてしまったのかなど、興味津々のドラマがジェットコースターのように語られてゆきます。

 最後に落ちるところがマイクルの恋の行方だったりするところがまた、ただの泥棒小説で終わらずに、読者をうならせるところであろう・・・なんて思いました。

2015年12月 2日 (水)

はじめまして・・・

 一時期停滞していた邦画もここ10年くらい勢いがついてきたようです。随分と昔盛況だった映画館がTVの台頭とともに客足が落ちてしまい、随分と閉館されてしまいました。

 何十年もたった今、それがこの10年くらいで、TVをあまり見ない人たちが増え、DVDやユーチューブなどをもっぱら楽しむライフスタイルに代わってきているようです。そして動画サイトやソーシャルネットワークの影響でホントに面白い邦画が話題になって、皆で見に行くようになってきてるんじゃないかなあ・・・。メディアは時代とともに移り変わるもののようです・・・。

 だからって今更ブログなんて、なんて言わないで・・・。誰にも読まれないようにこっそりと映画や本の感想を書こうと思ったとき、フェイスブックよりもブログを選んでいる僕でした・・・。いいんだよ、好きにやりたいんだから・・・。

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